VIVA la VIDA

窓際。眺める外の景色には雨が降り、雲が空を覆っている。

空を見上げると、青い空に雲が漂う。コーヒーの香りが鼻に残る午後の空。ゆったりと流れ行くその時は、幸せ以外の何でもない。

Wake up men ... wake up 目を覚ますんだ。お前は誰だ…いつの日からか、他人を気にし、自分という形を変えようとしていた。誰も、自分でさえ自分の名前を呼ばない。

自分を生きるってこんなに清々しくて、幸せだなんて想像もしてなかった。

優しい光が街を包み、目を覚ますと浮かび上がるその表情。

人には言葉と言う便利なツールがあり、その中でも様々な言語があって文化がある。言語が違えば伝えたい事もなかなか伝える事が出来ない。だが僕にはスノーボードと言うother language がある。どんな所に行っても、スノーボードがあれば怖くないし、むしろワクワクする。初めて行く場所や出会う人、スノーボードを片手にいつでもride on 出来れば、その土地、その人がどんな姿なのか見えてくる。

空を見上げると、そこには雲が浮かんでいる。ふわふわして、柔らかそうで、なんか触ってみたい気持ちになって。

暗闇の中、がむしゃらに走っていた。訳もわからず、ただただ…自分の願望と、夢に向かって…　止まって辺を見渡すと、自分の知らない世界が広がっていた。